音楽によるコピーの重要性
楽器を初めてまずやるのが有名なアーティストの曲をコピーすることでしょう。
最近では楽譜とか指運表(ギター等の場合)とかを売っているので、それを入手してみればどこを押さえればいいかが分かります。しかし、昔はほとんど耳コピーでやってましたね。
外国人アーティストの場合は実際のプレイを見ることもなかなかできないので、こんな感じて弾いてるんだろうと勝手に想像してコピーするしかない・・・あとで来日公演を見て、全然違っていたなんてこともよくあったようです。
たとえばベンチャーズの音はどうしてあんなに繊細なのかと実際に見れば、ウルトラライトゲージといって超細い弦を使っていたことが実際にみて初めて分かったそうです。
今でこそ、チョーキングとかプリングオフ、ライトハンド奏法なんかも想像できますが、全然見たことがなければどんな風にやっているのかはなかなか想像できないですよね。
最初は完コピ(完全コピー)・・・いわゆるガットギターから始めた人は昔は「禁じられた遊び」の練習からと言われて、そこで挫折して終わりというパターンも少なくなかったようです。
フォークをやっていた人たちも実はエレキギターを弾きたかったけど、おカネがないからしょうがなく、アコギ(アコースティックギター)を弾いたなんて今であれば笑い話がいくつもあったようです。
こうやって、モノマネをしながら楽器を覚えていく、このプロセスは楽器を上達させることで非常に大切なことのように思います。耳で聞いたり目でみたり、触ってみたりと五感を駆使して楽器を習得していくことで、ただ単に真似る以上の何か(あえていうなら、マインドとかスピリッツ)も習得して行けるのです。
